黒部市吉田科学館、黒部市ふれあい交流館(あこやーの)との共催で行われた「雪を楽しもう」に「地域学芸員」がスタッフとして参加しました。それぞれの館のスタッフと木戸先生の合計9名で午後から始まる観察会にまにあうように、午前中にイグルーを完成させました。大変な作業でしたが立派に仕上がりました。皆さんご苦労さまでした。
午後1時に黒部市吉田科学館に集合し、バスで新川育成牧場へ。イグルーの前で飯田先生の話を聞いた後、70cmの雪の層を調べた。過去に降積った雪の状態が分かった他に、12月26日ごろに飛んできた黄砂が茶色の線となって雪の層に閉じ込められていたのにはビックリしました。雪の温度や重量を測り性質を調べ、雪の結晶を観察した(「まとめ」をクリックして下さい。)。イグルーの中は、思ったより明るく暖かかった。その秘密も教えてもらった。スノーシューで雪の上を歩きながら冬の植物の芽がふくらみはじめているのを観察した。科学館に戻り、雪の結晶を作った。結晶がだんだんと成長していく様子を観察したり、スケッチをしたり、互いに見せ合ったりしました。きれいな結晶を見て「雪は天から送られた手紙である」という言葉がわかったような気がした。
気温が暖かくて、雪の状態が良くなかったけれど、家族と、友達と雪を楽しみました。
(K.H) |
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■講師
飯田 肇 先生
木戸 瑞佳 先生
■解説ガイド・スタッフ
梶木 実 さん
中西 勉 さん
稲葉 泰一 さん
■水博物館構想推進室
木本 桂春
長谷川憲二
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