黒部市吉田科学館、黒部市ふれあい交流館「あこや〜の」との共催で行われた「雪を楽しもう」に、地域学芸員がスタッフとして参加しました。「あこや〜の」周辺は一昨日からの新雪だけでは少し不足なので、観察会の「かまくら」は新川牧場に作ることに決めました。曇り空ながら穏やかで眺望もこの時期にしては良く、能率も上がり立派な「かまくら」が出来ました。
午後から参加者が「あこや〜の」に集合し、今日の内容の説明を受けた後、新川育成牧場に向かいました。最初は、雪の観察で、サラサラ新雪から地面近くのざらめ雪まで90pの積雪でした。一昨日から降った雪は30pもあり、雪の層がとてもはっきりと浮き出てきました。次は、温度と重さを測定し、雪の結晶も観察しました。続いてスノーシューを履いて新雪の上を楽しく散策しました。ウサギの足跡を発見。(帰りの道ではサルや鳥の足跡も見ることが出来ました。)また、「かまくら」に入ると、中は静かで外の音が聞こえにくく、天井の雪が幻想的な色合いで、ローソクを灯すのがもったいないくらいでした。館に戻って、まとめをして、雪の結晶を作りました。
普段は嫌な降雪ですが、今日はふわふわ新雪と穏やかな天気で気持ちよく雪遊びをして、雪の特徴を楽しく学びました。スタッフの皆さん、「かまくら」作りお疲れ様でした。そしてありがとうございました。(Y.I) |
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■講師
木戸 瑞佳 先生
王生 透 先生
■解説ガイド・スタッフ
梶木 実 さん
中西 勉 さん
■水博物館推進室
稲葉 泰一
長谷川憲二
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